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- 国・地域名:
- ドイツ
- 元記事の言語:
- ドイツ語
- 公開機関:
- ドイツ連邦政府報道情報局(BPA)
- 元記事公開日:
- 2025/11/06
- 抄訳記事公開日:
- 2025/12/16
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連邦首相、技術イノベーション戦略委員会のキックオフ会議に出席—イノベーション強化と防衛能力向上を議論
- 本文:
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(2025年 11月6日付、ドイツ連邦政府報道情報局(BPA)の標記発表の概要は以下のとおり)
連邦首相は2025年11月6日、首相官邸で開催された技術イノベーション戦略委員会のキックオフ会議に出席した。連邦首相の技術イノベーション戦略委員会は、連邦政府の最高のテクノロジー・イノベーション政策諮問機関である。本グループは、連邦政府のメンバーおよび科学・産業界の高位代表者で構成される。
本戦略グループは、イノベーションに関する新たな動向や知見、傾向に注目し、研究・イノベーションシステムの強化、回復力の向上、技術主権の確保に向けた具体的提案を議論する。その目的は、科学研究と企業の潜在力を活用し、産業拠点の革新力と競争力を高めるとともに、ドイツの防衛能力を強化することである。キックオフ会議のテーマは、安全保障・防衛産業および人工知能(AI)におけるイノベーションと競争力の強化であった。
第1に、世界的に進展の速いAIの開発動向と、科学・経済・行政分野における生産性向上の可能性が議題となった。戦略グループのメンバーは、この未来技術の重要性はもはやドイツ国内の価値創造・繁栄の観点だけでなく、社会的・地政学的課題の文脈でも考慮すべきであることに同意した。
第2に、安全保障・防衛産業におけるイノベーションの可能性が検討された。連邦政府の現行の取り組みを踏まえ、調達プロセスのさらなる迅速化、イノベーション空間と反復的アプローチを通じた能力開発の強化、生産におけるスケール効果の創出などの方策が議論された。
国際比較におけるイノベーションシステムの強みと弱みのベンチマークに基づき、キックオフ会議では戦略グループの到達目標レベルが設定された。その目的は、力強いイニシアチブとイノベーション・チェーン全体に沿った枠組み条件の大幅な改善により、技術移転の可能性を最大化することである。
本戦略グループの活動は、acatech(ドイツ工学アカデミー)内の事務局が支援している。
科学・産業界からの運営委員会メンバーは、ヴェーバー(Weber)acatech会長・運営委員会議長、ハンゼルカ(Prof. Holger Hanselka)フラウンフォーファー協会長、ハルホフ(Prof. Dietmar Harhoff)マックスプランク・イノベーション・競争研究所長、クティウォフスキー(Dr. Jarosław Kutytowski)DeepL SE創業者兼CEO、他4名で計8名である。
[DW編集局]