[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
ドイツ連邦経済エネルギー省(BMWE)
元記事公開日:
2025/11/13
抄訳記事公開日:
2025/12/22

Mittelstand-Digital 会議 2025、AI・サイバーセキュリティおよび規制動向を中小企業向けに提示

Mittelstand-Digital Kongress 2025: Impulse für KI-Einsatz und Cybersicherheit im Mittelstand

本文:

(2025年11月13日付、ドイツ連邦経済エネルギー省(BMWE)の標記発表の概要は以下のとおり)

2025年11月13日、BMWEの「中小企業デジタル化会議2025(Mittelstand-Digital Kongress 2025)」がベルリンで開催される。会議では「人工知能(AI)とサイバーセキュリティ:中小企業、スケールアップ、職人が今知るべきこと」を表題に、中小企業の競争力を左右する2つの重要テーマに焦点を当てる。このイベントは、コネマンBMWE政務次官が開会し、中小企業と学界・実務の専門家が一堂に会する。

コネマンBMWE政務次官は次のように述べた。「AIとサイバーセキュリティはもはや未来の話ではない。両者はドイツ中小企業の競争力とレジリエンスの基盤である。AIはデータを意思決定に、ルーティンを革新に、課題を機会へと変える。併せて、明確なセキュリティ戦略と実践的な研修がデジタル攻撃に対する強固で目に見えない防御を築き、事業プロセスとノウハウを守る。「Mittelstand-Digital」により企業がこれらの技術を理解するのみならず、安全に活用することを支援し、デジタルの潜在力を未活用のままにせず、信頼できる成長の原動力へと昇華させる。」

会議の目的は実践的な知見の提供である。学術および行政の専門家は企業と最新の法制度動向を議論し、日常業務で使える具体的な対応策を提示する。さらに、BMWEの委託によりランボル・コンサルティング(Ramboll Consulting)とケルンのドイツ経済研究所が作成した短報「AI規制、NIS2指令、サイバー・レジリエンス:中小企業への影響」が公表され、主要な規制動向を明らかにし、中小企業にもたらす機会を示している。

「Mittelstand-Digital」とは何か?

BMWEの同施策は、全国のMittelstand-Digitalセンターと「ITセキュリティ・イン・ビジネス」イニシアチブを通じ、中小企業の安全かつ持続可能なデジタル化を支援する。中小企業は具体的な事例、研修、イベント、資格支援やITセキュリティに関する中立的なサービスを利用できる。重点テーマにはAIやAI準備度が含まれ、BMWEは企業に対しMittelstand-Digitalの全サービスを無料で提供している。

本会議はベルリンの本会場に加え、リンゲン、ブレーメン、カイザースラウテルン、ダルムシュタットの4拠点を衛星会場としてライブ配信と実務重視の研修を行う。

[DW編集局]