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- 国・地域名:
- ドイツ
- 元記事の言語:
- ドイツ語
- 公開機関:
- ドイツ研究振興協会(DFG)
- 元記事公開日:
- 2025/10/30
- 抄訳記事公開日:
- 2025/12/12
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DFG、国際的研究人材の誘致強化へ -「1,000 Heads + Program」で大規模研究連合体の公募開始
- 本文:
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(2025年10月30日付、ドイツ研究振興協会(DFG))の標記発表の概要は以下のとおり)
DFGは、連邦研究技術宇宙省(BMFTR)が実施する国外研究者向け1,000 Heads + Programの支援枠を拡大する。すでに承認された個別支援に加え、今回、ドイツ最大の研究助成機関であり学術自治の中核を担うとなるDFGは、特別研究領域、トランスリージョナル、エクセレンスクラスターにおける教授職とメルカトール・フェローを初めて公募した。この措置により、大規模研究連合体は、海外で研究し新たな研究展望を求める高度人材をドイツ学術システムへ迎え入れられるようになる。
「DFG連携機関におけるグローバルマインド」と題する新規公募では、応募時点で少なくとも3年間海外で活動している研究者を対象とする。支援形式は二種である。「教授職」モジュールは、エクセレンスクラスターおよびDFG支援の特別研究領域・トランスリージョナルが、長期教授職の任用要件を満たす研究者を海外から招聘することを可能とする。「メルカトール・フェロー・グローバル」モジュールは、特別研究領域、トランスリージョナル、エクセレンスクラスターが、恒常的なドイツ研究システムへの移行をまだ計画しない研究者を、長期の研究滞在を含めて集中的に研究連合体へ参画させるものである。
支援期間は最長5年である。招聘される研究者の人件費に加え、特に博士課程学生向けの人件費や物品費・投資費も申請可能である。公募は2026年3月まで実施される。
ベッカー(Katja Becker)DFG会長は、公募開始に際し、本プログラムへの国外研究者の「非常に大きな関心」を指摘した。こうした関心は、米国でのGAIN会議などの諸行事や、DFG・フンボルト財団・ドイツ学術交流会が共同運営するコミュニケーション・プラットフォームでも明確である。また、個別支援枠では申請数が増加しており、DFGは第一段階として1,200万ユーロの承認を行った。ベッカー会長は「多数の申請が極めて高水準にあり、エミー・ノーター計画やワルター・ベンヤミン計画に優れた研究者を迎え入れられたことは、DFGの支援体制のみならず、ドイツ科学の国際的可視性と競争力の向上にも寄与する。」と述べた。
[DW編集局]