[本文]

国・地域名:
英国
元記事の言語:
英語
公開機関:
科学・イノベーション・技術省(DSIT)、ウェールズ事務所、首相官邸、Liz Kendall大臣、Jo Stevens 大臣、Keir Starmer首相
元記事公開日:
2025/11/13
抄訳記事公開日:
2025/12/25

北ウェールズに新たな「AI成長ゾーン」を設置、3,400件超の雇用創出と1,000億ポンド規模の投資誘発へ

AI Growth Zones to create thousands of jobs and unlock up to £100 billion in investment, as new site confirmed for North Wales

本文:

(2025年11月13日付、科学・イノベーション・技術省(DSIT)、ウェールズ事務所、首相官邸、Liz Kendall大臣、Jo Stevens 大臣、Keir Starmer首相の標記発表の概要は以下のとおり)

英国政府は2025年11月13日、AI 成長ゾーン(AI Growth Zone)を地域再生と全国的な新規機会の創出を担う中核と位置づけ、北ウェールズに新たな拠点を設ける方針を発表した。同地域のウィルヴァ(Wylfa)には、英国初の小型モジュール炉(SMR)計画の拠点が形成される。政府は今回の措置により、北ウェールズで、建設業や臨時的な職種のほか高度なAI研究開発職など、3,450件の雇用創出が見込まれるとしている。

今年1月に首相が構想を発表した「AI成長ゾーン」は、AI開発のハブとなるよう設計される。AIを支える主要要素を集約することで、疾病の新たな治療・克服法から、産業の一層のクリーン化・グリーン化に至るまで、全国の人々の生活を変革する革新的技術の創出が期待される。

今回、政府は、開発許可手続きの大幅な短縮、AI成長ゾーンへの電力網での優先接続、政府の専門家チームよる地方自治体の支援などの改革を掲げた。これは、AI成長ゾーンの開発を加速し、「AI機会行動計画」に掲げた公約の履行に寄与するものである。

また、AI成長ゾーンが労働者に確実な利益をもたらすよう、各ゾーンに対し、企業でのAI技術導入と人材育成を支援する目的で、地方レベルで500万ポンドの支援が措置される。この資金は各地域に配分され、経済成長の加速、地域の研究開発活動の強化、そして地域のAI企業の創業から事業拡大までを後押しする。これらの施策の相乗効果により、AI成長ゾーン・プログラムへの最大1,000億ポンドの追加投資の他、全国で数千規模の雇用創出や働く人々がAIスキルを習得できる環境の整備が見込まれる。

[DW編集局]