[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
連邦研究技術宇宙省(BMFTR)
元記事公開日:
2025/12/19
抄訳記事公開日:
2026/01/29

ドイツ連邦・州・科学機関連合、研究安全保障強化と国家プラットフォーム構築で合意

Bär: „Verständigung auf Eckpunkte ist ein wichtiger Meilenstein zur Stärkung der Forschungssicherheit in Deutschland“

本文:

(2025年12月19日付、連邦研究技術宇宙省(BMFTR)の標記発表の概要は以下のとおり)

BMFTR、連邦州の科学省、連携組織は、研究安全保障の強化およびそのための国家プラットフォーム構築に関する重要なポイントについて合意した。

ベア(Bär)BMFTR大臣は次のように述べた。「連邦政府、連邦州、連携組織は、開かれ、誠実で安全な科学システムに対する責任を共同で担っている。その中核として、研究安全保障のためのプラットフォームの設置がある。同プラットフォームは調整・統合機能を担い、科学が機会とリスクを適切に評価・衡量し、リスク低減を図ることを支援する。本合意は、欧州および国際的なパートナーに対する強いメッセージでもあり、ドイツが研究安全保障に全国的かつ包括的に、科学との緊密なパートナーシップの下で取り組む姿勢を示すものである」

マルティン(Martin)メクレンブルク=フォアポメルン州科学・文化・連邦・欧州担当大臣兼科学大臣会議議長は次のように説明した。「この夏、科学大臣会議が遅くとも年末までの解決策を求めていたが、本日の合意によりその目標は達成された。これは重要な一歩である。地政学的緊張が高まる世界において、ドイツの利益と科学システムを守りつつ、閉鎖に陥らないためには、明確な政治的指針が必要である。開かれ、自由で、同時に強靭な科学システムに対する責任を担っている。研究安全保障のための国家プラットフォームは、透明性、指針、共通基準を提供し、大学および研究機関の国際競争力と研究協力における行動力を強化する」

ドイツ科学機関連合の報道官でありフラウンホーファー協会会長であるハンゼルカ(Hanselka)氏は次のように述べた。「研究セキュリティのためのプラットフォームの設置は、我が国の学問の自由に対する強いシグナルである。政治と科学の緊密な連携の下で、同プラットフォームは、連携機関およびドイツの研究および教育分野全体が、研究者ならびに重要かつクリティカルなノウハウを保護するための的確な措置を策定することを支援する。技術移転はドイツのイノベーション力強化に不可欠な要素であり、まさにこの分野において知識とノウハウを効果的に保護することが決定的に重要である。従って、研究安全保障に関する重要なポイント文書は、国内産業との協力のみならず国際的な協力関係をも堅固な基盤に置くための、意義ある礎となる」

ヴィック(Wick)ドイツ科学審議(WR)議長は次のように説明した。「本プラットフォームにより、今年5月にWRが示した勧告が迅速に実施される。安全保障上重要な分野の拡大や、外部からの影響・依存関係が顕在化する中で、個々の研究者や機関が直面する困難な判断を、同プラットフォームは迅速かつ非官僚的に支援し、国際協力における重要なパートナーへの対応についての指針を提供する」

[DW編集局]