[本文]

国・地域名:
英国
元記事の言語:
英語
公開機関:
英国研究・イノベーション機構(UKRI)
元記事公開日:
2026/02/16
抄訳記事公開日:
2026/03/17

UKRI CEO、投資方針見直しを巡る不確実性に関する研究コミュニティへの続報

UKRI CEO updates the research community on areas of uncertainty

本文:

(2026年2月16日付、英国研究・イノベーション機構(UKRI)の標記発表の概要は以下のとおり)

UKRI CEO のイアン・チャップマン氏が、2月1日付の公開書簡[編集局注:UKRI投資方針見直しおよびSTFC財政問題に関する公開書簡]に対するフィードバックを踏まえ、最新情報を提供した。

まず、申請者主導型(applicant-led)研究、すなわち従来「応答型(responsive mode)」助成金と呼ばれていた枠組みに対するアプローチは変更しない。探究心主導型(curiosity-driven)研究の範囲と規模は引き続き維持し、これまで同様、幅広い着想を支援する。
さらに、申請者主導型研究への予算配分は、歳出レビュー (SR) 期間中に拡大する。現在の会計年度には応答型助成金に7億3,700万ポンドを配分した。今後4年間のUKRI申請者主導型予算は以下のとおりである。
・2026年度:8億1,500万ポンド
・2027年度:8億2,100万ポンド
・2028年度:8億3,600万ポンド
・2029年度:8億6,600万ポンド

第二に、特定の資金機会が一時停止された事例についてであるが、いずれも限定的かつ短期間の停止措置にすぎない。
例えば、バイオテクノロジー・生物科学研究会議では、申請手続の簡素化を目的として「常時受付型(always open)」の申請者主導制度へ移行中であり、そのため必要な内部調整期間として短期的な停止を実施した。

最後に、科学技術施設会議(STFC)のポートフォリオにおいて対処すべきコスト圧力が存在することを認める。但し、この状況はUKRI傘下の他の研究会議には見られない、STFC特有のものである。
UKRIは必要となるコスト削減規模を既に特定しており、年内後半になされる決定に先立ち、一連の想定される削減措置の影響について現在意見募集を進めている段階にある。

[DW編集局]