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- 国・地域名:
- ドイツ
- 元記事の言語:
- ドイツ語
- 公開機関:
- ドイツ連邦政府
- 元記事公開日:
- 2026/02/11
- 抄訳記事公開日:
- 2026/03/10
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ドイツ、技術主導権回復を目指す―EFI年次報告書2026をメルツ首相に提出
„Wir haben den Anspruch, wieder Technologieführerschaft zu übernehmen“
- 本文:
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(2026年2月11日付、ドイツ連邦政府の標記発表の概要は以下のとおり)
イノベーション審議会(EFI)は、メルツ連邦首相に2026年年次報告書を提出した。同首相は、この報告書がドイツの研究・イノベーション分野のさらなる迅速な発展に資するとの見解を示した。
2026年年次報告書の提出に際し、メルツ首相は、連邦政府にとって研究・イノベーションが極めて高い、場合によっては最優先の政策課題であることを強調した。ドイツは高度に革新的な研究基盤を有しており、再び技術的主導権を確立するとの志向がそこに結び付いていると述べた。
報告書の最重要点は、以下のとおりである:
1) ハイテク・アジェンダ(HTAD):2025年夏に連邦政府は「研究・イノベーション報告書(BUFI)2026」を公表予定であり、昨夏に閣議決定されたハイテク・アジェンダが引き続き中核に据えられる。その明確な目標は、最先端研究を応用および経済活動へ確実に移転することである。
2) 研究開発投資:連邦政府は、国内総生産(GDP)の3.5%を研究開発に投資する目標を掲げている。メルツ首相は、この目標に段階的に接近していると強調し、「ここ数年は3%を超えている。」と述べた。これは連邦、州、および産業界の共同の成果であるとした。
3) 官僚主義の削減:報告書は、官僚的手続きのさらなる削減とデジタル化の必要性を指摘している。連邦政府は過去10か月間でこの分野において大きな前進を遂げたと述べた。これは特に中小企業のイノベーションを促進する。
4) 鍵となる技術としての人工知能(AI):メルツ首相は、「AIは横断的基盤技術として、我々の生活、労働、さらには経済におけるイノベーションを変革している。」と述べた。ドイツおよび欧州は、AIの開発と応用に主体的に参画しなければならないと強調した。
最後に、報告書は欧州の研究とイノベーションにも触れている。第10次EU研究枠組みプログラムは、欧州競争力基金(ECF)と緊密に連動させるべきである。基礎研究と応用の結合強化は、ドイツのみならず欧州レベルの課題である。
[DW編集局]