[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
ヘルムホルツ協会(HGF)
元記事公開日:
2026/02/24
抄訳記事公開日:
2026/03/25

CISPAとミュンヘン安全保障会議、デジタル安全保障研究と政策対話の連携強化へ

CISPA vereinbart Zusammenarbeit mit Münchner Sicherheitskonferenz

本文:

(2026年2月24日付、ヘルムホルツ協会(HGF)の標記発表の概要は以下のとおり)

ヘルムホルツ情報セキュリティセンター(CISPA)とミュンヘン安全保障会議(MSC)は、今後それぞれの能力を結集し、研究と安全保障政策の実務者間の交流を強化することに合意して覚書に署名した。

この合意の下、CISPAとMSCは、専門知識を結集し、研究および安全保障政策の議論に新たな活力を共同で提供していく。この協力は、継続的かつ信頼に基づく交流と、戦略的に重要な課題の共同開発に基づくものである。

CISPAは、サイバーセキュリティ、プライバシー、信頼性のある人工知能(AI)の分野で世界有数の研究機関である。このセンターでは、世界中の研究者が政治、ビジネス、社会と密接に連携しながら、デジタルセキュリティの中心的な課題に対する解決策に取り組んでいる。今回の協力協定により、CISPAは優れた研究と政治的実践の架け橋となり、国際安全保障議論のさらなる発展に貢献するという目標を再確認した。

60年以上にわたりMSCは、国際安全保障と防衛政策に関する情報交換の場として世界で重要なフォーラムの1つとなっている。2月の年次会議に加え、MSCはトピック別イベントを開催し、国際安全保障政策分野の主要な参考文献の1つである「ミュンヘン安全保障報告書」を発行している。

CISPAの創設ディレクター兼CEOであるバッケス(Prof. Dr. Backs)氏は次のように述べている:「デジタルセキュリティは、現代のセキュリティ・アーキテクチャーの中心的要素である。CISPAの目標はMSCと連携し、複雑な安全保障関連の問題を事実に基づき学際的に議論することである。これによって、最先端の研究成果を国際安全保障対話に的確に反映させることが可能となる」

MSCのCEO兼副議長であるフランケ(Dr. Franke)氏は、次のように付け加えた:「CISPAとは互いに強力な科学パートナーとなった。国際安全保障の基盤は、技術の発展とその複雑化に今後も大きな影響を受ける。CISPAと協力することで、将来の安全保障政策議論に新たな活力が生まれ、科学的および安全保障政策の専門知識が結び付けられ、デジタルリスクや課題に対する交流がより効果的になるだろう」

[DW編集局]