[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
フラウンホーファー協会(FhG)
元記事公開日:
2026/02/26
抄訳記事公開日:
2026/03/24

フラウンホーファー記念年のキックオフイベントをベルリンで開催―ドイツの競争力とイノベーションの重要性を議論

Innovationskraft für die Zukunftsfähigkeit Deutschlands

本文:

(2026年2月26日付、フラウンホーファー協会(FhG)の標記発表の概要は以下のとおり)

政治と科学の高官たちが昨日ベルリンに集まり、FhGの名称の由来である研究者兼起業家のヨーゼフ・フォン・フラウンホーファーを讃える祝祭的なキックオフイベントを開催するとともに、ドイツの将来の競争力におけるイノベーションの重要性について議論した。

ハンゼルカ(Hanselka)FhG会長は開会式のスピーチで次のように述べた:「ヨーゼフ・フォン・フラウンホーファーは、200年以上前に科学研究と実践的応用が共存できることを示した。FhGの目標は、科学的発見を迅速かつ効果的に市場価値のある解決策へ結び付けることである。」

ベア(Bär)連邦研究技術宇宙省(BMFTR)大臣はFhGの重要性について次のように強調した:「FhGは新技術に注力し、ドイツ産業のイノベーションを促進することで、ドイツ科学システムの中で最も効果的な組織の1つになっている。ハイテク・アジェンダ(HTAD)を通じて、ドイツを国際競争、価値創造、技術主権の面で先導的な技術国としたい。そのためには優れた研究を行うだけでなく、その成果を実践に移す必要がある。これこそがまさにFhGの理念である。ドイツには技術競争で生き残り、技術的ブレイクスルーを達成し得る最適な条件が備わっている。」

FhGのイノベーションと移転の役割:FhG会長は次のように述べた:「HTADを通じて、革新的なアイデアが人々の頭に浮かぶだけではなく、それを実践に移す基盤を築いている。それはデジタルおよび技術の変化を積極的に形づくるための羅針盤である。FhGには、経済にとって体系的に重要なイノベーション・パートナーとしての責任を担い、政治的目標、技術の卓越性、工業生産の間のギャップを埋める用意がある。」

ドイツの将来を左右するグローバル・イノベーション競争に関するパネルディスカッションでは、イノベーション審議会(EFI)委員長のベルチェク(Berschek)教授、ドイツ工学アカデミー(acatech)次期会長ルスヴルム(Russwurm)教授、BMFTR戦略政策部長チェリオティ(Chelioti)氏、FhG研究・移転執行委員会メンバーのヘフナー(Häfner)教授が参加した。彼らは、ドイツが国際競争に追いつくためにどこから始めるべきかという重要な点を指摘し、先見的プロジェクトをより迅速かつ効率的に実施することが喫緊の課題であるとした。

[DW編集局]