[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
エネルギー高等研究計画局(ARPA-E)
元記事公開日:
2026/04/07
抄訳記事公開日:
2026/05/19

ARPA-E、AIと自律型実験室を活用した触媒開発加速へ3,400万ドルを助成

U.S. Department of Energy Announces $34 Million to Pair Artificial Intelligence with Autonomous Labs to Accelerate Catalyst Development

本文:

(2026年4月7日付、エネルギー高等研究計画局(ARPA-E)による標記発表の概要は次のとおり)

ARPA-Eは本日、人工知能(AI)と自律型実験室(self-driving laboratories)を組み合わせ、燃料および化学品生産向けの工業用触媒開発を大幅に加速させる12のプロジェクトに対し、3,400万ドルの助成金を交付すると発表した。同局の「高スループット実験とモデリングによる化学反応の加速学習のための触媒応用試験(CATALCHEM-E」プログラムは、AIと高度なコンピューティングを活用して米国のエネルギーおよび産業分野におけるリーダーシップを強化するというトランプ政権の目標を推進するものである。

CATALCHEM-Eは、触媒開発の期間を約10年間から約1年間に短縮することを目的としており、そのもとで各プロジェクトは、機械学習、AI主導の設計、および高スループット実験プラットフォームを、継続的かつ自動化された発見ワークフローに統合することを目指す。本プログラムは、石油やガスといった原料を一般的に使用されている燃料や汎用化学品に変換する触媒など、産業的に重要な触媒の設計と検証において、10倍のスピードアップを実現することを目標としている。

選定されたプロジェクトには以下のプロジェクトが含まれる。
▼ウィスコンシン大学マディソン校:エタノールを燃料用アルコールや特殊化学品に変換する触媒を開発する。(助成金額:284万ドル)
▼エイムズ国立研究所:エネルギー消費を削減し国内製造業を活性化するため、炭化水素処理反応用の貴金属を含まない触媒を開発する。(助成額:252万ドル)
▼ノースカロライナ州立大学:バイオマスやその他の廃液を、重要な工業原料である水素を豊富に含む合成ガスに変換する触媒の発見を目指す。(助成金額:299万ドル)

[DW編集局]