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- 国・地域名:
- ドイツ
- 元記事の言語:
- ドイツ語
- 公開機関:
- ドイツ工学アカデミー(acatech
- 元記事公開日:
- 2026/03/24
- 抄訳記事公開日:
- 2026/05/11
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連邦首相の技術イノベーション戦略委員会、AIおよび防衛分野のイノベーションを協議
- 本文:
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(2026年3月24日付、ドイツ工学アカデミー(acatech)の標記発表の概要は以下のとおり)
現政権おける連邦首相の技術イノベーション戦略委員会の第2回会合が、AIおよび防衛分野のイノベーションをテーマに開催され、メルツ連邦首相に加え、ベア(Bär)BMFTR大臣、ヴィルトベルガー(Wildberger)連邦デジタル大臣も出席した。
委員会会合では、AIおよび防衛分野のイノベーションについて討議が行われ、あわせてドイツのイノベーション・システムを強化するための選択肢も検討された。
ドイツ政府は、特にAIの産業応用において、ドイツを主導的なAI国家として確立することを目標としており、その関連で、ハイテク・アジェンダの実施、IPCEIへの参加、データセンター戦略およびマイクロエレクトロニクス戦略といった連邦政府の現在の取り組みが歓迎された。
同委員会あのメンバーは、省庁横断的な連携と戦略的指針の策定が、国際的なAIイノベーション競争と現在の地政学的課題を踏まえ、ドイツと欧州を強靭で競争力のある立場に位置付けるための基本的前提条件であるとの認識で一致した。
さらに戦略グループは、キックオフ会合で取り上げられた「防衛分野におけるイノベーションの可能性」というテーマについても議論を継続した。ドイツ政府は最近、連邦軍の計画・調達加速法によりイノベーション・プロセスの新たな裁量を定めるとともに、連邦経済エネルギー省と連邦国防省が共同で開催した軍備サミットを通じて、能力構築と規模拡大の加速という目標を支えるため、安全保障・防衛産業との対話の枠組みを確立している。効率的な生産技術・生産プロセスに向けた新たな技術能力の開発と実装の取り組みは、民間分野のインダストリ4.0にならって一貫して活用されるべきであるとの認識でも一致した。
技術イノベーション戦略委員会では、これら2つの議題と並行して、ドイツのイノベーション政策の基盤に関する意見交換も行われ、その中で、イノベーション・システムを強化し、さらに機動的なものとするための選択肢についても議論した。
本戦略グループは、ヴェーバー(Weber)acatch前会長、ハンゼルカ(Hanselka)フラウンフォーファー会長のほか、7名のメンバーにより構成されている。
[DW編集局]