[本文]

国・地域名:
英国
元記事の言語:
英語
公開機関:
英国研究・イノベーション機構(UKRI)
元記事公開日:
2026/04/14
抄訳記事公開日:
2026/05/28

UKRI、量子技術スタートアップ4社を支援するインキュベータ・プログラムを推進

UK start-ups to power a new wave of quantum innovation

本文:

(2026年4月14日付、英国研究・イノベーション機構(UKRI)の標記発表の概要は以下のとおり)

がん研究から、従来のAI単独では対応が難しい課題まで、英国のスタートアップ4社が量子技術を活用し、新たなイノベーションの創出に取り組む。

これらの企業は、DeepTech Catalyst Quantumインキュベータ・プログラム(DTC Quantum)に参加し、量子技術を用いて、実用的で現実的な利点をもたらす新製品の開発と商業化を目指す。

DTC Quantumは、科学技術施設会議(STFC)が主導し、オックスフォードシャー州ハーウェル科学イノベーションキャンパスにあるUKRIの国立量子コンピューティングセンター(NQCC)と連携して運営される。

このプログラムは、最先端研究施設へのアクセス、技術的専門知識、的を絞った資金支援、個別ニーズに応じた企業支援を通じて、量子技術の最前線で活動するスタートアップを支援する。有望なアイデアを実用的な応用へと転換し、初期構想から商業化までの道のりを加速させることを目的としている。

以下のスタートアップがDTC Quantumに参加する。
・Curenetics:量子技術と人工知能(AI)を組み合わせ、従来手法より迅速に有望かつ安全ながんワクチン標的を特定し、新規治療法探索の加速に取り組む。
・Coherence Engine:量子コンピュータの制御システムを仮想環境で設計・検証可能とするソフトウェアを提供し、開発の効率化とリスク低減に寄与する。
・AmorphiQ:量子コンピューティングとAIを融合し、材料劣化予測や金融市場予測など、従来のAIでは対応が難しい複雑なデータ問題に取り組む。
・Qascade:電気ではなく光を用いた超高速・低エネルギーのデータ伝送技術を開発し、データセンターや将来の量子システムの効率化と大規模化へ貢献する。

[DW編集局]