[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
ドイツ連邦研究技術宇宙省(BMFTR)
元記事公開日:
2026/04/21
抄訳記事公開日:
2026/05/28

世界最先端のバイオ拠点化へ研究成果の実用化を推進

„Deutschland soll innovativster Biotech-Standort der Welt werden"

本文:

(2026年4月21日付、ドイツ連邦研究技術宇宙省(BMFTR)の標記発表の概要は以下のとおり)

ベア(Bär)BMFTR大臣はライプツィヒでGerman Biotech Days 2026の開幕を宣言した。ドイツのバイオテクノロジー業界の中心的会合で、同大臣は医療イノベーションやより良い食料などに向けた同技術の大きな可能性を強調した。

同大臣は展示エリアを視察し、BMFTRが助成する2社を訪問した。ハンブルクのスタートアップBLUU Seafoodは、細胞培養によりサケに代わる持続可能な代替食品を生産している。これは、限られた農地の下で増加する世界人口への食料供給にバイオテクノロジーが貢献し得ることを示す有望な取り組みである。ミュンヘンのChromoTek社は、アルパカの独自の抗体特性を生物医学研究に活用できるようにしており、一見珍しい科学的観察から世界的に成功する企業が生まれる例である。同社は、以前の起業支援施策GO-Bioの成功例の1つでもある。

ベアBMFTR大臣は「大きな目標は、ドイツを世界で最も革新的なバイオテクノロジーの拠点にすることである。もちろん野心的ではあるが、まさにそこに意義がある。」と述べた。

また、BMFTRはハイテク・アジェンダ(HTAD)を通じ、優れたアイデアが実験室に留まることなく、優れた製品となるよう取り組んでいる。バイオテクノロジーは、HTADが掲げる6つの重要技術の1つである。科学界や産業界のパートナーと協力し、ここ数か月で技術ロードマップを作成しており、5月末のHTADデイーで発表される予定である。起業支援施策「GO-Bio next(次世代のバイオを目指して)」と「KMU-innovativ:Bioökonomie(中小企業を変革するバイオ・エコノミー)」により、BMFTRは、研究成果の経済的応用への移転を重点的に支援し、実験室から市場への踏み台としている。目標は明確で、ドイツを世界で最も革新的なバイオテクノロジーの拠点にすることである。

German Biotech Daysは、ドイツのバイオテクノロジー業界団体BIO Deutschland e.Vが主催し、今年はライプツィヒに約1000人の参加者を集めている。

[DW編集局]