[本文]
-
- 国・地域名:
- フランス
- 元記事の言語:
- フランス語
- 公開機関:
- 大統領府
- 元記事公開日:
- 2026/06/10
- 抄訳記事公開日:
- 2026/06/11
-
CNRS新理事長にドクソワ氏
- 本文:
-
大統領府は10日、国立科学研究センター(CNRS)の新しい理事長に、CNRS物理学研究部門長のティエリー・ドクソワ(Thierry DAUXOIS)氏が就くことを正式に発表した。
CNRSの理事長人事をめぐっては、2018年に就任したアントワーヌ・プティ現理事長の本来の任期が今年2月に切れていたが、人選が難航し、プティ氏が暫定的に続投している。仏メディアによると、マクロン氏は5月下旬にはドクソワ氏を指名する方針を固めていたが、憲法第13条が求める上下両院の規定の信任投票を経たことで指名が正式に可能となり、指名を10日付で閣議決定した。
CNRSの公式サイトによると、ドクソワ氏は1967年9月15日、南西部トゥールーズ生まれ。物理学博士で、専門は非線形物理学と統計物理学。リヨン高等師範(ENSリヨン)出身で、1994年にCNRSに入庁。ENSリヨン物理学研究所所長(2012~20年)、ENSリヨン研究担当副学長(2020~21年)などを経て、2021年7月からCNRS物理学研究部門長に就いていた。
◇
【編集部からおことわり】
CNRSの理事長に内定したDAUXOIS氏が、これまで公的機関により日本語のカタカナで表記された事例は見当たりません。このため当記事の配信にあたっては、フランス議会の審議をインターネットにより視聴し、実際の発音に最も近いと思われるカタカナとして「ティエリー・ドクソワ」の表記を採用しました。今後、在日フランス大使館やそのほかの公的機関の発表などによってはこのカタカナ表記を改める可能性がありますので、ご了承ください。(フランス担当フェロー・内田遼) [DW編集局]