[本文]

国・地域名:
中国
元記事の言語:
中国語
公開機関:
中央人民政府
元記事公開日:
2026/06/02
抄訳記事公開日:
2026/06/12

中国政府、「生態系修復イノベーション・活用技術リスト」を発表

《生态修复创新适用技术名录(第三批)》发布——我国生态修复“技术工具箱”上新

本文:

(2026年6月2日付、中国人民日報の記事の概要は以下のとおり)

中国自然資源部、国家林業草原局、中国地質調査局は、「生態系修復イノベーション・活用技術リスト(第3次)」を発表した。これは、「第15次五カ年計画」(2026~2030年)期間中に生態系修復に関する科学技術イノベーションを実践するものである。

この技術リストでは、10の生態系修復分野で35件の技術が選定されている。具体的には、森林、草原、湿地、砂漠の生態系8件、海洋生態系5件、水生生態系2件、鉱山生態系5件、荒廃地生態系1件、外来種管理・害虫駆除4件、古木・樹木保護1件、生態系炭素吸収源1件、生態系モニタリング・評価6件、その他2件となっている。

「第15次五カ年計画」期間中、中国の生態系修復は、体系的なガバナンス、精密な修復、協調、そして質と効率の向上に重点を置いており、その技術に関して、自然資源部、国家林業草原局、中国地質調査局は、以下の3つの重点分野に注力することを明らかにした。

・効果的な技術の活用
活用を促進するための広報活動を行い、地方政府に対し生態系修復プロジェクトの設計・実施から受入・モニタリング・評価に至るまで、先進的かつ適用可能な技術を活用するよう指導する。また、技術リストを自然資源管理と国土利用計画の統合的管理に組み込み、関係主体間の連携を強化し、技術の実装と効果の発現を促進する。

・技術リストの充実・多様化
関連する技術を継続して収集、更新して最適化するとともに、技術基準や仕様を整備し、「リスト・基準・事例」からなる技術支援体制を築く。このことで、生態系修復技術は「単一技術」から「システム統合」へ、また「従来型手法」から「高度化・精密化」への転換を進める。さらに、あらゆる要素、サプライチェーン全体、そしてあらゆる地域を網羅する生態系修復技術システムを構築することで、生態系修復ガバナンスの近代化レベルの向上を図る。

・協働的な技術イノベーションの活性化
関連する研究開発を支援・促進し、重要な技術的課題に関して関係機関による共同研究・開発を推進する。人工知能等の先端技術を有効活用し、独創的かつ先導的な技術の創出を進める。あわせて、地域における先進的な取組みを支援し、再現性・普及性の高い修復モデルを展開することで、生態系修復に関する自主的イノベーション力を強化する。

[DW編集局]