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- 国・地域名:
- 米国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- エネルギー省(DOE)
- 元記事公開日:
- 2026/06/23
- 抄訳記事公開日:
- 2026/07/22
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DOE、世界初の科学的に意義のある誤り耐性型量子コンピュータの開発・導入イニシアチブを発表
- 本文:
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(2026年6月23日付、米国エネルギー省(DOE)の標記発表の概要は以下のとおり)
DOEは本日、科学的に意義のある誤り耐性型量子コンピューティング能力を2028年までに世界で初めて研究開発向けに開発・導入する「クオンタム・ジェネシス(Quantum Genesis)」イニシアチブを発表した。この取り組みは、科学的発見とイノベーションの加速に向け、米国に新たな計算能力の時代をもたらすジェネシス・ミッションの基盤の一つとなる。
クオンタム・ジェネシス・イニシアチブの発表は、トランプ大統領令「量子イノベーションの次なるフロンティアを切り開く」で示された目標への重要な一歩となる。この大統領令は、「応用開発・発見科学のための量子コンピュータ(QC-ADDS)の取り組み」の設立を含め、量子情報科学における米国のリーダーシップを再確認している。こうした戦略的取り組みを支援するため、DOEは、科学的に意義のある誤り耐性型量子コンピューティング・システムに関する情報提供依頼(RFI)を通じて意見を求めている。
「クオンタム・ジェネシス」は、ジェネシス・ミッションの中核的な要素であり、以下の3点を優先事項としている。1. DOE Qコンペティション:本コンペティションは、2028年に論理量子ビット数が数百未満の誤り耐性型量子システムを実証することを目指す。このシステムは、化学、材料科学、プラズマ物理学、高エネルギー物理学など、DOE関連の重要な分野への科学的な応用をねらう。本コンペティションは、誤り耐性型量子システムの開発を加速し、科学、エネルギーイノベーション、国家安全保障における困難な課題への応用を可能にすることを目指す。参加者は、DOEの国立研究所、国家量子情報科学研究センター(NQISRC)、科学局ユーザー施設の専門家と連携する。
2. 国家量子スーパーコンピューティング・ユーザー施設:この施設は、米国の科学者や技術者に対し、これまで解決困難だった問題に取り組み、新たな発見のフロンティアを開くことが可能な、マルチモーダルの先進的量子コンピューティング・システムへのアクセスを提供する。同施設は、DOEの既存のエクサスケールおよび将来のポストエクサスケール高性能コンピューティング(HPC)システムを補完し、AI、高性能エネルギー科学ネットワーク(DOE科学局ユーザー施設)、およびジェネシス・ミッションの米国科学セキュリティ・プラットフォームと統合される。これにより、HPC・AI・量子コンピューティングの統合エコシステムが形成され、米国で最も強力な発見プラットフォームの一つとなる。
3. 量子コンピューティングの応用のための重点研究開発: DOEは、Qコンペティションと並行して、画期的な量子科学的応用の特定・実装に向けた研究開発を実施する。この取り組みは、大学、国立研究所、および高度な専門知識を有する産業パートナーを結集し、量子コンピュータの影響力が強いユースケースを定義し、推進する。DOEは、ジェネシス・ミッションの国家的な科学技術チャレンジがAI主導のイノベーション形成に果たす役割を反映し、量子コンピュータのシステム開発・評価を導く科学的応用を特定する。
「クオンタム・ジェネシス」は、すべての科学分野を横断する強固な基盤的研究プログラムや、2018年の「国家量子イニシアチブ法」の下で設立された国家量子情報科学研究センターを含め、長年にわたるDOEの量子情報科学への投資を基盤とする。これは、科学的発見における米国の研究開発を加速させるジェネシス・ミッションの新たな拡大を示すものである。
[DW編集局]