[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
ドイツ連邦研究・技術・宇宙省(BMFTR)
元記事公開日:
2026/07/03
抄訳記事公開日:
2026/08/10

BMFTR、産業AI活用へ「インダストリ4.0プラットフォーム」を再編

Bär/Reiche: „Industrielle KI für die Wirtschaft nutzbar machen“

本文:

(2026年7月3日付、ドイツ連邦研究・技術・宇宙省(BMFTR)の標記発表の概要は以下のとおり)

BMFTRと連邦経済エネルギー省(BMWE)は、産業界および研究界と連携し、競争力ならびに技術・デジタル主権を強化するため、2030年までにデータ駆動型および人工知能(AI)ベースのアプリケーションをドイツ産業の標準として確立する方針である。このため、両省の幹部が、企業16社、フラウンホーファー協会、各種団体の代表者とベルリンで会合し、インダストリ4.0プラットフォームの再編に向けたキックオフ会合を開催した。同プラットフォームは、ドイツにおける産業AIの中核的な戦略・実行ネットワークへと拡充される。

ベアBMFTR大臣は次のように述べた。「ハイテク・アジェンダ(HTAD)により、国として野心的な課題を掲げた。その中でも産業AIは最優先事項である。今重要なのは、産業AIを基幹技術としてさらに発展させるだけでなく、産業界全体で一貫して活用できるようにすることだ。その実現に向け、インダストリ4.0プラットフォームの重点を明確に産業AIへ移す」

ライヒェBMWE大臣は次のように述べた。「最大の機会は、産業界が持つデータの潜在力と独自のノウハウを結びつけることにある。我々の目標は明確であり、ドイツと欧州に自律性を備えたAIエコシステムを構築したい。インダストリ4.0プラットフォームの軸足を産業AIへ移すことは当然の帰結である」

インフラ、データ、AI基盤モデル、AIアプリケーションの各層にまたがる産業AIが、今後、インダストリ4.0プラットフォームの中心的な指針となる。活動は、オープンで相互運用可能なアプローチと、オープンソース技術の徹底的な活用を軸とする。デジタルインフラからデータ、AI基盤モデル、AIアプリケーションに至る、すべての技術層を対象とする。その実現に向け、ネットワークを新たな企業や業種、スタートアップ、その他のステークホルダーへ拡大する。

同プラットフォームの活動は、連邦政府の戦略であるハイテク・アジェンダ(HTAD)およびそのAIロードマップ、産業界のイニシアチブMade for Germanyと連携させる。また、「競争とAIに関する専門委員会」の提言にも沿い、インダストリ4.0プラットフォームの研究諮問委員会が緊密に関与する。今後は「学習システム・プラットフォーム」とも協力する。

[DW編集局]