[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
米国海洋大気局(NOAA)
元記事公開日:
2026/07/27
抄訳記事公開日:
2026/09/07

NOAA、気象予測スーパーコンピューティングをGoogle Cloudへ移行

NOAA’s use of cloud infrastructure grows to include weather prediction models

本文:

(2026年7月27日付、米国海洋大気局(NOAA)による標記発表の概要は次のとおり)

NOAAは本日、気象・気候スーパーコンピューティングシステム(WCOSS:Weather and Climate Operational Supercomputing System)の運用を商用クラウドへ移行すると発表した。Google Cloudが主要な高性能計算インフラ提供者となる。この移行により、柔軟で更新しやすいモデリングシステムが実現し、NOAAが数値天気予報で世界を主導するための基盤が築かれる。最終的には、気象予報関係者、緊急事態管理担当者、一般市民が、異常気象に関するより早く、より精度の高い予報・警報を利用できるようになると期待される。

クラウドへの移行により、インフラのボトルネックを解消し、システムの耐障害性を高め、ダウンタイムの発生頻度と期間を低減する。また、熱帯低気圧のシーズンなど、必要な際に計算能力を即座に増強できる。移行は2027年12月までに完了する予定である。

NOAAとGoogleのパートナーシップは他のAI活用にも及び、その一環として、機械学習を活用したNOAA初の気象予測モデル群である新たなAIGFS(AI Global Forecast System:AI全球予報システム)の基盤にGoogle DeepMindを利用する。NOAAとGoogleが開発した次世代の機械学習型気象予測ツールにより、全球予報の生成時間は数時間からわずか数秒へと大幅に短縮される。

[DW編集局]