[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
連邦研究技術宇宙省(BMFTR)
元記事公開日:
2026/07/29
抄訳記事公開日:
2026/09/07

BMFTR、核融合発電所の実現に向け産学を結ぶ3つの新たな核融合ハブを選定

Drei neue Fusionshubs vernetzen Wirtschaft und Wissenschaft auf dem Weg zum Fusionskraftwerk.

本文:

(2026年7月29日付、ドイツ連邦研究技術宇宙省(BMFTR)の標記発表の概要は以下のとおり)

BMFTRは、ハイテク・アジェンダ(HTAD)の一環として「核融合ハブ」イニシアチブを支援する。3つのハブは、レーザー核融合、磁場核融合、横断的テーマである燃料サイクル・材料開発の3領域における研究開発を今後集約する。

核融合ハブは、レーザー核融合と磁場核融合の技術領域における活動を集約する中核的施策である。このイニシアチブは開かれた形で設計され、核融合関連企業や核融合研究コミュニティを、ハイテク産業、バリューチェーン、サプライチェーンにおけるドイツの有力企業・機関と結びつける。

ハブへの支援は2026年8月に始まる。まず、関係機関とその活動を結びつける運営体制を速やかに構築し、その後、最初の共同研究開発プロジェクトを開始する。BMFTRは第1段階でハブに約1億2,500万ユーロを拠出する。2029年までに6段階を経て、ハブの研究開発プログラムを順次拡充する。民間投資、国際協力、州政府の活動による資金の追加も歓迎され、随時可能である。

本件についてベアBMFTR大臣は次のように述べた。「核融合は、将来のエネルギー供給をクリーンかつ安全に、常時利用な形で確保できる大きな可能性を持つ。ドイツは核融合研究で優れた基盤と有望なスタートアップを有し、世界の先駆者となり得る。核融合は、経済・イノベーション拠点としてのドイツに大きな付加価値をもたらす可能性もある。したがって、世界初の核融合発電所をドイツに建設することが私たちの明確な目標である。3つの核融合ハブにより、企業側の意欲と科学的専門知識を結びつけ、新たな核融合技術の開発と技術移転を加速する。連邦政府と州政府は緊密に協力し、ハブを核融合研究・技術の強力な拠点へ長期的に発展させる。」

続いて、ハブが置かれるバイエルン、ヘッセン、バーデン・ヴュルテンベルクの3州、ハブに参加するハンブルク、シュレースヴィヒ・ホルシュタイン、メックレンブルク・フォアポンメルン各州・市の州首相・担当閣僚らが、各地域での取り組みについて述べた。

[DW編集局]