[本文]
-
- 国・地域名:
- ドイツ
- 元記事の言語:
- ドイツ語
- 公開機関:
- ヘルムホルツ情報セキュリティ研究センター(CISPA)
- 元記事公開日:
- 2026/07/03
- 抄訳記事公開日:
- 2026/08/21
-
スウェーデンのチーム、第1回CISPA欧州サイバーセキュリティ&AIハッカソン選手権で優勝
Team aus Schweden holt Titel bei erster CISPA European Cybersecurity & AI Hackathon Championship
- 本文:
-
(2026年7月3日付、ヘルムホルツ情報セキュリティ研究センター(CISPA)の標記発表の概要は以下のとおり)
アイデア、チームワーク、卓越した科学的成果に満ちた24時間を経て、第1回CISPA欧州サイバーセキュリティ&AIハッカソン選手権が本日、ザンクト・イングベルトでの表彰式をもって終了した。欧州規模の大会のグランドファイナルには、欧州各地から50人の若手研究者がザールラント州に集まった。
緊張感に満ちた過酷な24時間のハッカソンの結果、スウェーデンのSeeWeedZチームが優勝した。CISPAの研究者からなる審査員は、同チームの革新的な手法と特に効率的な解法を高く評価した。同チームはG Researchが提供した賞金4,000ユーロを獲得した。ポーランドのSyntax TerrorとAdvanced Persistent Thinkersが2位と3位となり、それぞれ2,000ユーロ(G Research提供)と1,200ユーロ(QuantPi提供)の賞金を獲得した。
選手権では課題の発表後、17チームがその解決に24時間取り組んだ。課題には、テキスト中の透かしの検出、訓練データと生成データの識別、協調学習におけるデータの再構築が含まれた。24時間後、スコアボードに上位6チームが審査員の前で解決を発表し、審査員が優勝チームを決定した。決勝出場チームは、2025年11月から2026年5月までにパリ、ウィーン、ストックホルム、ミュンヘン、バルセロナ、ワルシャワで開催された6回の地域予選のいずれかで出場資格を得た。選手権には、学部生から博士課程の研究者まで計300人が参加した。
選手権を中心となって企画したCISPAのドゥツィージック(Adam Dziedzic)博士は、「参加者が極めて複雑な課題に短時間で習熟したこと感銘を受けた。私たち自身が考えつかなった解法も生まれた。」と述べた。ベーニッシュ(Franziska Boenisch)博士は、「若手人材に研究を間近で体験し、国境を越えてネットワークを築く機会を提供することが目的だった。選手権は、ハッカソンが科学的好奇心を育み、現在の研究課題に新たな視点をもたらし得ることを示した。欧州全域の人材を育成するとともに、安全で責任あるAIシステムの開発に向けた新たな視点も生み出している」と語った。
この選手権は、2025年11月から2026年6月にかけてCISPAが主催した欧州規模の大会である。欧州の主要な大学都市で開かれた地域予選では、学士・修士課程の学生が最大4人のチームを組み、AIとサイバーセキュリティ分野の課題を24時間以内に解いた。その目的は、欧州各地の若手人材を結集し、信頼できるAIとサイバーセキュリティ分野のイノベーションと能力を促進するとともに、デジタル未来の安全確保に取り組む全欧州的なコニュニティを築くことである。
[DW編集局]