[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
国立科学財団(NSF)
元記事公開日:
2026/08/04
抄訳記事公開日:
2026/09/08

NSF、「州・地域AIインフラ・ハブ」設立に1億ドル投資、AIインフラ・アクセスと人材開発を促進

New NSF State and Regional AI Infrastructure Hubs will power AI-enabled scientific research across the country

本文:

(2026年8月4日付、国立科学財団(National Science Foundation:NSF)の標記発表の概要は以下のとおり)

NSFは「州・地域人工知能(AI)インフラ・ハブ」プログラムを発表した。AIによる科学的発見やイノベーションを推進する1億ドル規模の取り組みで、最先端科学に必要なコンピューティング、データ、AI資源へのアクセスを拡大し、研究と人材育成を変革する。

同プログラムは、米国の研究開発体制刷新の政策基盤を示した2026年7月の大統領府科学技術政策局(OSTP)局長報告書「科学:新たな黄金時代」の提言に対応する。同時発表の2028会計年度研究開発優先事項に関する覚書は、科学のためのAIへの投資を国家ミッションとし、最先端の科学的発見に必要な先進コンピューティングとデータインフラの規模拡大および柔軟な利用を求めている。

基盤的研究と橋渡し研究における米国の主導的地位を維持するには、全米の研究者・学生が最先端のAIインフラを利用する必要があるが、アクセスには大きな地域格差がある。このアクセス改善のため、同プログラムは、研究機関、慈善団体、州・地方政府、民間部門の資金を活用し、地域の研究者、学生、教育者向けに最先端の科学計算基盤を構築・運営する単独州または複数州の地域コンソーシアムによるAIインフラ・ハブの設置を支援する。NSFは触媒的役割を担い、各ハブのコンソーシアム調整、AIインフラ人材の育成、科学のためのAIに関する大学教員研修とカリキュラム開発に投資し、計算資源を科学的発見に活用する。

NSFは、州または地域ごとに1件を助成し、最大10か所のAIインフラ・ハブを支援する。各ハブは州や大小さまざまな機関の資源を共同利用するほか、地域の産業界と連携し、地域の雇用市場のニーズに合わせた科学のためのAIに関する人材育成を行う。

[DW編集局]