ロシア連邦政府の2014年11月24日付標記記事では、大統領附属経済近代化・イノベーション発展評議会幹部会の会合におけるメドヴェージェフ首相の冒頭演説の内容を伝えている。概要は以下のとおり。

現代の農業は、食料品市場のみならず、発電、燃料生産にとっても必要な供給基盤である。農業の環境・社会への影響も忘れてはならない。

今日、農業のほとんどあらゆる部分でイノベーションが起きている。新たな植物種、新しいタイプの肥料、新しい畜産方法、新たな製品加工方式やリサイクリングが生み出されている。政府、業界、学術界、研究開発機関、農学系大学における全体目標は、これらの業績がすべてわが国の農業生産に役立つように積極的に活用され、ロシアの競争力向上に資する環境を創出することである。

農業省及び教育・科学省は、総額約10億ルーブルの応用研究に対するファンディングを用意している。2007年以降、約600億ルーブル相当の1,500件に及ぶ近代化・イノベーション・プロジェクトが助成を受けてきた。

[DW編集局]