[本文]

国・地域名:
英国
元記事の言語:
英語
公開機関:
国防科学技術研究所(Dstl)
元記事公開日:
2015/03/02
抄訳記事公開日:
2015/04/16

国防科学技術研究所に最新鋭の施設を建設

Building state-of-the-art facilities at Dstl

本文:

国防科学技術研究所(Dstl)の2015年3月2日付標記報道発表の概要は以下のとおり。

フィリップ・ダン(Philip Dunne)国防装備・支援・技術担当大臣は、国防科学技術研究所(Defence Science and Technology Laboratory: Dstl)のポートン・ダウンの敷地に最新鋭の施設を新設するため次なる段階の建設工事を開始した旨明らかにした。この施設において、Dstlの科学者・技術者らは、国防軍の防護具の試験から英国警察のための法科学的解析に至る試験研究を行うことができるようになる。本施設はまた、ケントのフォート・ハルステッドからDstlを移転する計画である「Helios」プロジェクト(数百万ポンド)の一環として、設備や職員の移動をさらに受け入れることになる。

第1期工事はすでに完了し、爆発物を保管する最高の安全・セキュリティ基準に則った20棟以上の弾薬庫が建設された。爆発物は厳重な規制プロセスにしたがって取り扱われ、各爆発物は安全な保管を確保するため、それぞれの弾薬庫で保管される。第2期工事では爆発物処理施設の建設が予定されている。

今後予定される建設工事には、ケントからポートン・ダウンに移設予定のDstlの爆発物鑑識研究所(Forensic Explosives laboratory: FEL)下の諸施設などが案としてある。

[DW編集局]