[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
国立科学財団(NSF)
元記事公開日:
2015/03/18
抄訳記事公開日:
2015/05/11

NSF、研究成果の包括的一般公開計画を発表

National Science Foundation announces plan for comprehensive public access to research results

本文:

2015年3月18日付けの国立科学財団(NSF)による報道発表の概要は以下のとおりである。

NSFはこのほど、一般公開計画「Today’s Data, Tomorrow’s Discoveries」の発表を通して、NSFのファンディング対象研究の成果公開拡大の継続的取り組みを発表した。NSFのこの一般公開は、知の最先端を前進させ今後の国の繁栄を確実にする基礎研究成果の普及促進を意図したものである。

NSFは、論文審査のある学術雑誌の記事や審査のある会議の予稿集・会議録の論文が一般公開準拠リポジトリーに登録され、1年の公開期間中のダウンロード、読み込み、分析の利用に供されるよう要請する。NSFはこの計画を実行するべく、科学界、学術研究機関、出版社、他の政府機関と今後継続して協議する。

今回の発表は、科学ファンディング政府機関に対して連邦政府が支援した研究の成果公開拡大を図る計画の展開を指示した、昨年のホワイトハウス科学技術政策局(OSTP)からの要請に従ったものである。

[DW編集局+JSTワシントン事務所]