原子力・代替エネルギー庁（CEA）の2015年4月17日標記報道発表の概要は以下のとおり。

国立産業財産権院（INPI）はこのほど特許出願人の2014年次上位リストを発表した。特許出願人の上位20社は研究投資を行っているフランスの主要大企業が占めているが、CEAを含む3研究機関や外国企業3社も含まれている。

出願人のトップは依然として自動車分野の企業が占めており、これに化粧品、航空機、通信、電子機器、化学、エネルギーといった主要産業分野が続いている。上位3社は昨年と同じである。CEAは、PSA・プジョー・シトロエン社およびサフラン社に続いて3位となっている。

研究機関では、CEAが3位（出願件数 643件、前年は625件）、CNRSが7位（同409件）、IFP新エネルギーが13位（同189件）である。この3機関は昨年同様のランクを維持している。

INPIは上記以外に、INPIのほか主要国特許庁（独、日、韓、中、米）での2013年の特許出願件数で見たフランスの上位出願人リストも発表している。これによるとCEAは643件で6位、CNRSが10位、IFP新エネルギーは20位である。

2014年の米国（USPTO）での2014年交付特許数で見た上位出願人リストでは、CNRSが73位、CEAは84位である。

一方、欧州特許庁（EPO）によると、CEAは2014年の国際特許出願件数で研究機関のトップ（434件、45位）である。

[DW編集局+JSTパリ事務所]