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- 国・地域名:
- フィンランド
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- フィンランド国立技術研究センター(VTT)
- 元記事公開日:
- 2015/04/27
- 抄訳記事公開日:
- 2015/05/27
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軽く自由自在なLED照明広告の開発
- 本文:
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フィンランド国立技術研究センター (VTT)の2015年4月27日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
===フィンランド国立技術研究センター(VTT)は、薄くて軽い、柔軟性のある構造と高度な光学的性能を組み合わせた新しいLED広告用ディスプレイの欧州開発プロジェクトに参加している。このプロジェクトでは、例えば特別なメガネをかけなくても3D体験ができるようなLEDディスプレイが開発されることになる。
2015年初めに開始されたOptintegralプロジェクトでは、薄型有機大面積エレクトロニクス(Thin, Organic and Large Area Electronics;TOLAE)と光学コンポーネントのインモールド・ハイブリッド集積(in-mould hybrid integration)を基礎とした製造工程が用いられる。これにより、現在のレベルよりも解像度の高いLEDディスプレイをより安価に製造することが可能となる。
VTTフィンランド技術研究センター社は、ロール・ツー・ロール製法でディスプレイ用の屈曲自在なLED基板を製造する。VTTは将来を見据え、ロール・ツー・ロール製法に直接組み込むことのできるインモールド・ハイブリッド集積技術を開発しており、この技術が実現すれば、将来的には大量生産と大幅なコスト削減が可能になるとしている
[JSTパリ事務所]