[本文]

国・地域名:
ロシア
元記事の言語:
英語
公開機関:
ロシア教育科学省
元記事公開日:
2015/03/31
抄訳記事公開日:
2015/06/19

ロシアが国外在住ロシア系科学者との関係を強化

Russia to strengthen links with Russian-speaking diaspora abroad

本文:

ロシア教育科学省の2015年3月31日付標記報道記事の概要は以下のとおり。

オゴロドヴァ(Lyudmila Ogorodova)ロシア教育科学省次官ほか、在米ロシア大使、露米科学者協会(Russian-American Scientists Association: RASA-USA)の会長及び会員、ロシアの各大学の代表らが出席した会合において、科学・教育分野における二国間協力の可能性について議論された。

オゴロドヴァ次官は冒頭演説において、ロシアの科学者の連携強化がロシア教育科学省の優先活動領域の一つである旨言及し、同省は現在、国外在住のロシア系科学者との交流を担当する作業グループを編成しようとしているところであると述べた。

RASAの会員は、彼らがロシアで実施しているプロジェクトのほか、今後の計画についても述べた。例えばRASAはサンクトペテルブルグ工科大学での研究センターの立ち上げを支援しており、同様の研究センターはトムスク工科大学にもまもなく開設される。会合参加者は上記のほか、” MEPhI”プロジェクトや一部の”Skoltech”プロジェクトに関する国際協力事例についても議論した。

RASA代表者らはまた、米国及び欧州セクションに加えてアジア・セクションを立ち上げる計画である旨表明した。

[DW編集局]