[本文]

国・地域名:
EU
元記事の言語:
英語
公開機関:
共同研究センター(JRC)
元記事公開日:
2015/07/07
抄訳記事公開日:
2015/08/05

COP21に先立つ科学フォーラムがパリで開催

Science supporting climate change negotiations

本文:

欧州委員会共同研究センター(JRC)の2015年7月7日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
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国連気候変動枠組条約(UNFCCC)の第21回締約国会議(COP21)に先立って行われる最大の科学フォーラムである国際科学会議、「気候変動下の共通の未来(Our Common Future under Climate Change)」が、7月7日からパリで開催される。

欧州委員会共同研究センター(JRC)は、将来のシナリオや気候変動に伴う課題への対応策の分析を通じて、EUの気候変動に関する政策の策定・実施に貢献している。また気候科学について助言し、気候変動技術の開発・展開に関する専門知識とノウハウを提供し、開発途上国における研究およびその他の能力開発を積極的に手掛けている。

JRCは本会議で、最近の研究、特にCOP21に向けた効果的な政策および科学―政策インターフェイスの関連性に関する結果を発表する。

気候変動対策は欧州連合の戦略の重要な一部であるとして、EUは気候変動について世界でも特に野心的なコミットメントを掲げており、本年12月にパリで新たな国際気候変動協定を締結すべく努力を続けている。今回の会議のプレゼンテーションでは、気候科学における最新の研究成果に注目し、気候変動による影響と災害、レジリエンス、適応性、持続可能な開発間の関連性が明確化されることになっている。

[JSTパリ事務所]