[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
ドイツ連邦経済エネルギー省(BMWi)
元記事公開日:
2015/07/21
抄訳記事公開日:
2015/08/14

スマート・サービス・ワールド採択課題決定

“Smart Service Welt”- Gewinner des Technologiewettbewerbs stehen fest

本文:

連邦経済エネルギー省(BMWi)は技術プログラム「スマート・サービス・ワールド‐インターネットベースによるサービス」の採択課題16プロジェクトを決定した。これに関してBMWiは概略下記のような報道発表を行った。

BMWiの技術プログラム「スマート・サービス・ワールド」には様々な分野の革新的企業や数多くの研究機関が参加している。参加企業の約半分は中企業である。約5,000万ユーロの助成金が連邦予算からプロジェクト本体とそれに付随する研究のために投入される。このプログラムはマッチングファンドとなっており、研究開発費は総額約9,000万ユーロとなる。テーマである「スマート・サービス」は連邦政府の「デジタル・アジェンダ」と「ハイテク戦略」の一部である。テクノロジープログラム「スマート・サービス・ワールド」の基本となるコンセプトはドイツ工学アカデミー(acatech)が調整役を務める未来プロジェクト「経済のためのインターネットをベースとしたサービス」の結果をベースとしている。

ガブリエルBMWi大臣談:「スマート・サービス・ワールド技術プログラムによって経済が将来に向けて正しく構築されるよう支援する。デジタル革命により物の付加価値がサービス・プラットフォームの方へ急速に移動した。このため国際的なインターネット関係者はますます従来の市場に浸透することができるようになった。ドイツの経済がその卓越した製品をスマート・サービスによって補完するならば、これに対抗できる、そしてドイツを伝統的な強みと新しいサービスが結合した拠点とすることで、ユーザーのコントロールを掌中にすることができる」

[DW編集局]