[本文]

国・地域名:
フランス
元記事の言語:
フランス語
公開機関:
国立研究機構(ANR)
元記事公開日:
2015/08/10
抄訳記事公開日:
2015/09/18

計算論的神経科学分野での国際公募の開始

Lancement d’un appel international dans le domaine des neurosciences computationnelles

本文:

国立研究機構(ANR)の2015年8月10日付け標記報道発表の概要は以下のとおり。

引き続き4年目になるが、ANRは米国の国立科学財団(NSF)及び国立衛生研究所(NIH)と連携して、計算論的神経科学のテーマに関するプロジェクト公募を行う。今回の新規募集では、ドイツの連邦教育研究省(BMBF)及びイスラエルの米・イスラエル2国間科学財団(BSF)が加わる。本公募はNSFの「計算論的神経科学の共同研究(CRCNS)」プログラムの一環である。

計算論的神経科学は比較的最近の学問分野であるが、情報処理手段や理論的方法により脳に関する理解を深めることを目的とする。多くの専門分野に亘っており、コンピューターサイエンス、神経科学、その他多数の学問分野の理論、方法、発見に基盤を置いて、複雑な神経生物学系に関する知識向上を図る為に技術的方法を活用する。

上記多国間協力では、神経系の機能や構造、脳障害における隠れたメカニズム、およびそれの計算戦略に関する飛躍的な解明を図るための革新的な共同研究の支援を行う。

今回の公募では、共同プロジェクト及びデータ共有プロジェクトの提案が可能である。

[DW編集局+JSTパリ事務所]