[本文]

国・地域名:
EU
元記事の言語:
英語
公開機関:
共同研究センター(JRC)
元記事公開日:
2015/09/15
抄訳記事公開日:
2015/10/14

科学者と政策立案者の協力を推進

Science meets Parliaments - enhancing collaboration between scientists and policy-makers

本文:

欧州委員会共同研究センター(JRC)の2015年9月15日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
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2015年9月15日、エビデンスに基づく政策決定という文化をさらに向上させ、科学の重要性を強調する目的で、新たなイニシアティブのもと、欧州全域の科学者と欧州議会および各国の議会のメンバーが集結した。イベントは欧州議会で開催され、両者間の今後の協力関係拡大と継続のための基礎を築く役割を果たした。

このイベントには、欧州科学アカデミー諮問委員会(EASAC)や欧州先端工学教育研究会議(CESAER)、Euro-CASE、全欧アカデミー連盟(ALLEA)、ライプニッツ協会、ユネスコなどを始めとするいくつかの科学分野の統括団体が参加し、科学と政策の関係改善に向けた重要な課題が話し合われた。また、欧州議会のメンバーと、欧州共同研究センター(JRC)およびその他の研究機関の科学者による二者間会議も実施された。議会議員らは、循環型経済や資源効率、デジタル単一市場(Digital Single Market)、第4次産業革命、炭素回収貯留、医療に対して特許が及ぼす影響など、多岐にわたるトピックを要請した。

[JSTパリ事務所]