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国・地域名:
オランダ
元記事の言語:
英語
公開機関:
オランダ科学研究機構(NWO)
元記事公開日:
2015/10/08
抄訳記事公開日:
2015/11/17

NWO、SURFと共同でオランダeサイエンスセンターに2,700万ユーロを継続提供

27 million for Dutch expertise center in data-intensive scientific research

本文:

オランダ科学研究機構(NWO)の2015年10月8日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
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オランダ科学研究機構(NWO)と、オランダの高等教育・研究におけるICT分野の協力機関であるSURF財団が、今後さらに5年間にわたってオランダeサイエンスセンター(Netherland eScience Center:NLeSC)への資金提供を継続することになった。2015年10月8日、NWOのHans de Groene理事長とSURF財団のErik Fledderus 理事長が、その合意書に公式署名した。今回の発表により、NLeSCに毎年540万ユーロの資金提供が約束されることになる。

2011年に設立されたNLeSCは、研究環境でビッグデータを活用するための国立専門知識・技能センターで、急速に生成される異種のデータを大量に取り扱う研究者に必要なソフトウェアとワークフローを包括するドメインを開発している。継続して提供されることになった資金の大部分は、オランダの学際的な共同プロジェクトに与えられる。NLeSCはこれまで、生命科学やデジタル・ヒューマニティーズ、物理学など多様な分野において、50件を超えるビッグデータ プロジェクトに資金を提供し、協力してきた。

NLeSCは、ビッグデータの課題に取り組む研究者に資金を提供するだけでなく、同センターのデジタルサイエンス専門家チームへの相談も受け入れている。eサイエンス研究エンジニアと呼ばれるこうした専門家は、新しいタイプの研究者で、基礎的な科学研究を進める強い駆動力と、アドバンスド・コンピューティングやデータサイエンスの可能性・用途に関する豊富な知識を兼ね備えている。

[JSTパリ事務所]