[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
国立標準技術研究所(NIST)
元記事公開日:
2015/10/14
抄訳記事公開日:
2015/12/24

ロン・ロス氏がサイバーセキュリティーの促進で3つの賞

NIST’s Ron Ross Wins Three Top Awards for Advancing Cybersecurity

本文:

2015年10月14日付の国立標準技術研究所(NIST)によるロン・ロス氏の受賞に関する発表記事の概要は以下の通りである。

連邦情報セキュリティー管理法(Federal Information Security Management Act, FISMA)のセキュリティー基準の生みの親と目され、「サイバーロックスター」、国際サイバーセキュリティー大使として知られるNISTのロン・ロス(Ron Ross)フェローは、この度、サイバーセキュリティー分野への貢献に対して3つの組織から顕彰された。

先ず、ロス氏は国土安全保障及び法執行分野でSamuel J.Heyman米国奉仕メダル(Service to America Medal)を授与された。連邦サービスへの高い貢献と重要な分野における顕著な功績に対して授与された8名の受賞者の一人でサミーの愛称で知られるこれらのメダルは公務員のオスカー賞的なものである。

ロス氏は、連邦コンピューターネットワークをサイバー攻撃から守り、国家と経済の安全保障上極めて重要な情報を守るための最先端のリスク評価システムを導入した。次に、連邦情報システムの安全保障への貢献に対して、民間調査会社のGCN社がロス氏を「今年の政府高官」に選んだ。更には、2015年度クラス国家サイバーセキュリティー殿堂入りを果たした。この組織はサイバーセキュリティー界の基礎を作り上げたビジョンとリーダーシップを評して、イノベーティブな個人及び組織の名誉をたたえるものである。

[DW編集局+JSTワシントン事務所]