[本文]

国・地域名:
フランス
元記事の言語:
フランス語
公開機関:
高等教育・研究省(MESR)
元記事公開日:
2013/07/01
抄訳記事公開日:
2013/07/22

ラウエーランジェバン研究所(ILL)に関する政府間協定の締結

Signature de la Convention intergouvernementale de l'ILL, Institut Laue Langevin

本文:

高等教育・研究省の2013年7月1日標記報道発表の概要は以下のとおり。

仏・英・独の主導の下にグルノーブルに設置されている大規模研究施設であるラウエーランジェバン研究所(ILL)は、中性子の科学技術において世界の最先端にある。1967年の創設以来、さらに12カ国(スペイン、スイス、オーストリア、イタリア、チェコ共和国、スウェーデン、ハンガリー、ベルギー、ポーランド、スロバキア、デンマーク、インド)がILLと研究協力協定を結んでいる。2013年7月1日、仏・英・独3カ国のILLに関する政府間協定の更新手続きが行われた。

ILLは世界最強の中性子源の一つを所有し、基礎物理学をはじめ結晶学、化学、材料科学のほか生物学にまで応用している。毎年約40カ国から約1500名の研究者がILLでの研究にやって来る。また研究開発を必要としている産業界にもILLの先端施設や専門チームの活用に便宜を図っている。

今回の政府間協定の更新締結は設立協定の10年間延長を意味する。

[DW編集局+JSTパリ事務所]