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国・地域名:
フィンランド
元記事の言語:
英語
公開機関:
フィンランド技術庁(Tekes)
元記事公開日:
2015/12/01
抄訳記事公開日:
2016/01/14

オリンパス、ヨエンスー地域フォトニクスクラスターと世界レベルの共同研究を実施

World class joint research between Joensuu and Japanese Olympus generates industrial applications for multi-spectral imaging

本文:

フィンランド技術庁(Tekes)の2015年12月1日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
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東フィンランド大学とヨエンスー・サイエンス・パーク(Joensuu Science Park)が調整するこの共同プロジェクトは、イノベーションのための資金提供機関であるフィンランド技術庁(Tekes)の助成を受け、マルチスペクトル・イメージングに焦点を当てた産業応用への研究が行われる。

東フィンランド大学のMarkku Hauta-Kasari教授は、マルチスペクトル・イメージングの応用分野について、「非常に多岐にわたる。例えば医療では、様々な疾患の診察に利用することができる他、林業への応用も挙げられる。林業への応用の場合、森林や地形、天然資源などの調査にマルチスペクトル・イメージングが利用可能である。」と話す。

オリンパスは医用画像処理におけるリーディングカンパニーであることから、医療分野への応用は同社にとって特に重要な意味を持つとしている。

この共同プロジェクトでは、基礎研究と商用プロトタイプ開発の両方が行われる。また、複合材料の開発・製造を手掛けるExel Composites、錠前メーカーのAbloy、そして設計、開発および製造の委託業務に従事するPhillips-Medisizeの3社も産業パートナーとして参加し、フォトニクスを利用した生産性および製品の品質向上を目標に実施されることになる。

[JSTパリ事務所]