[本文]

国・地域名:
中国
元記事の言語:
中国語
公開機関:
中国科学報
元記事公開日:
2013/05/16
抄訳記事公開日:
2013/08/01

第3回中国・米国先端エンジニアリングシンポジウムが北京で開催 

第三届中美工程前沿研讨会在京举行

本文:

2013年5月16日付の「中国科学報」ネット版より、第3回中国・米国先端工程シンポジウム開催についての記事を紹介する。

中国工程院と全米技術アカデミー(NAE)の共催による第3回中国・米国先端エンジニアリングシンポジウムが15日、北京で開幕した。中国工程院の周済院長と全米技術アカデミーのMote院長代理がそれぞれ講演を行った。

周済院長は、「両国はエンジニアリング科学技術分野で共通の利益と互いに補い合うところがあり、良好な協力の基盤を備えている。両国の科学技術協力は、両国人民の相互理解と友情を深め、両国の科学技術分野での発展を促進した。同シンポジウムは、両院(中国工程院と全米技術アカデミー)の重要な協力メカニズムの一つとして、両国工程院の科学技術交流の重要なプラットホームになり、両国の若手科学者のために交流のかけ橋を構築した」と述べた。

 Mote氏は、「同シンポジウムは、両国の優れた若手科学者が集まって両方の最新の研究進展を討論するだけではなく、これを機に、長期的な学術交際を確立し、一生の研究パートナーになることを目指す。これは、中・米両国の若手科学者にとって重要な意義があり、両国将来の科学技術の発展にとって重要な意義がある」と語った。

 同シンポジウムは、2008年に中国・米国両国工程院の協議を通じて作られた二国間の交流プラットホームであり、2年毎に交互に中国か米国で行われる。今回のシンポジウムは、3日間を期間とし、両国の若手エンジニアと科学者約30人は、ナノ技術、未来インターネットとモノのインターネット、生物MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)、太陽エネルギーなど4分野の議題をめぐって、研究討論を行う予定である。

[JST北京事務所]