2013年5月30日付の「中国科学報」ネット版は、清華大学をはじめ24の国内外大学が、科学研究機関と数学科学の交流プラットホームを共同で構築すると報じた。本記事ではその概要をまとめる。

5月29日、清華大学の主催による「国際協力、共同イノベーション」をテーマとした会議において、同校はハーバード大学、スタンフォード大学理学院、ケンブリッジ大学物理科学学院、香港中文大学数学学部など24の国内外大学、科学研究機関と協力覚書を締結し、数学科学の交流プラットホームを共同で構築することが決まった。

　　国際協力、共同イノベーションの数学科学交流プラットホームは、清華大学数学科学センターと数学科学学部が先頭に立って、清華大学、中国科学院数学・系統科学研究院、中山大学を中心として、国内、香港、台湾及び国際数学界の学術交流と協力をさらに強化し、各分野における最新の研究成果を検討することを目指す。また、先端研究の発展と若者の育成計画に基づいて、二国間や多国間の協力方法及び方策を検討し、学術研究と人材育成に新しい構想を提供し、ハイレベル人材育成と数学科学レベルの向上において、重要な役割を果たす。

[JST北京事務所]