[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
ドイツ連邦経済エネルギー省(BMWi)
元記事公開日:
2016/04/15
抄訳記事公開日:
2016/05/23

Cyber Security Challenge Germany – 若いITタレントの参加を呼びかけ

Cyber Security Challenge Germany- Gabriel ruft junge IT-Talente zur Teilnahme auf

本文:

連邦経済エネルギー省(BMWi)はCyber Security Challenge Germanyの公募を行うことにし、これに関して概略下記のような報道発表を行った。

IT人材はデジタル化の成功やドイツの競争力の維持・強化にとって欠くことのできない基盤である。最近の調査によると2020年までに約2万人のITセキュリティの専門家のポストが形成されることになっている。このためBMWiは「経済におけるITセキュリティ」イニシアチブの枠組みの中で 、Cyber Security Challenge Germanyプログラムを実施する。このドイツ全土における公募において若いITタレントたちがITセキュリティ領域における専門能力を証明することが期待されている。

ガブリエルBMWi大臣談:「インターネットの持つチャンスとリスクに注意し、オープンに、活発に対応することだけが、デジタル化を推進できる。Cyber Security Challenge Germanyによって若いITセキュリティの人材を発掘し、産業界の専門人材に対する需要増に持続的に対処すべく助成していきたい。何故ならばドイツにおけるITセキュリティ基盤強化のための対策を早い段階で実施していく必要があるからである」

対象となるのは14歳から30歳までの生徒や学生である。経験の有無は問わない。関心のある者は直ちに申し出ることが出来る。オンライン審査に合格した者は9月の最終選考でIT分野のトップ企業と面談することになる。勝者は魅力的な賞を獲得し、自動的に11月のEuropean Cyber Security Challengeへの参加資格を得ることになる。

 

[DW編集局]