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- 国・地域名:
- フランス
- 元記事の言語:
- フランス語
- 公開機関:
- 原子力・代替エネルギー庁(CEA)
- 元記事公開日:
- 2016/04/12
- 抄訳記事公開日:
- 2016/05/26
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ガラス転移の解明に1000万ドル
10 millions de dollars pour comprendre la transition vitreuse
- 本文:
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原子力・代替エネルギー庁(CEA)の2016年4月12日付標記発表の概要は以下のとおり。
理論物理学研究所(IPHT、CEA-CNRS)の研究者のほか4名のフランス人研究者が参画する13名の理論物理学者グループはこのほど、シモンズ財団(米、ニューヨーク)から名誉ある資金支援を受けた。4年間で1000万ドルのこのファンディングにより、理論物理学の基本的問題の一つであるガラス転移の問題解決を目的として、様々な理論的・情報処理的アプローチを結集した独自の研究協力を可能とするものである。
液状からガラス状への転移の問題は、数理物理学においても情報科学においても非常に重要な分野であるが、材料物理学、生物学、通信においても非常に実践的な応用分野でもある。
[DW編集局+JSTパリ事務所]