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- 国・地域名:
- スイス
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- スイス国立科学財団(SNSF)
- 元記事公開日:
- 2016/07/05
- 抄訳記事公開日:
- 2016/08/18
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ジェンダーとエクセレンスに関するSNSF第2回会議を開催
Second SNSF conference on Gender and Excellence: different perspectives in focus
- 本文:
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スイス国立科学財団(SNSF)の2016年7月5日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
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2016年6月21日、スイス国立科学財団(SNSF)に約130人の関係者が集まり、研究資金調達の機会均等に関する最近の課題について話し合った。SNSFの男女共同参画委員会のメンバーも出席したこの会議では、スイス国内および海外からの参加者が、様々な視点から重要な問題点を詳細に検討した。会議ではまず、SNSF男女共同参画委員会のSusan Gasser委員長が委員会メンバーを紹介し、委員会の役割について説明した。次に、この委員会メンバーでもある、ストックホルムのスウェーデン王立工科大学(KTH)からAnna Wahl教授が、「Excellent men and ambitious women」というタイトルでプレゼンテーションを行い、管理職における男性と女性に対する認識の違いを指摘した。つまり、女性がそれまでの業績をもとに評価されるのに対し、男性は今後の志望に基づいて評価される結果、女性は将来のキャリアについて話し、男性は期待することについて話すようになるという。
また、同じく委員会メンバーであるThomas Hinz氏を中心に、パネリストらがエクセレンス(優秀性)に対する認識と評価が、ジェンダーとどう関連しているかを掘り下げて検討した。
クロージングでは、男女共同参画委員会のメンバーである、ロンドンEquality Challenge UnitのGary Loke氏がすべての参加者に対し、研究分野における男女平等を推進し、男女平等の達成にはさらに40年かかるという今回の会議でPaul Boyle氏が発表したシナリオを回避するためにも、各自がそれぞれの立場でできることについて考えるよう強く促した。
[JSTパリ事務所]